自分の歯が再生医療に使える?歯の驚くべき力の正体


再生医療ってどんな治療法

交通事故などの強い衝撃が体にくわえられてしまうと、最悪のケースとして体の一部が大きく損傷し使えなくなってしまいます。これまでは大きく損傷してしまった場合治すことができないと判断されたら放置することが一般で、その後は使えなくなってもリハビリをすることで負担を軽減する流れになるのです。そこで使えなくなった部分をまた使える方法として考案されたのが再生医療であり、これは自身の体の一部を切り離した後に培養して新しい体の一部を作り出す治療法を指します。元々は自身の体の一部を使って同じ機能のものを作るので、例えば臓器提供のように適合者であっても起きていた拒絶反応を起こさずに機能を再生することが出来ます。

なぜ自身の歯が再生医療に使えるのか

歯は食べ物を噛むために使う器官なので、交通事故や虫歯によって消失してしまうと不便です。そこで近年取り組まれているのが乳歯を経ずに生えてくる親知らずを抜歯し、それを消失してしまった部分に植えなおすという方法です。元々は自身の歯なので拒絶反応が無いことに加えて、歯の根元には生きた細胞がいるので癒着が早く植えてから1週間程度で使えるようになるメリットがあります。さらに近年では研究が進み、これまでは失った歯の補修にしか使えなかったが体の機能の一部を作り出すまで使えるようになっています。これは細胞と失ってしまった機能の細胞を組み合わせて培養することによってきれいな状態の細胞を作り出すことが可能になっています。現在はまだやけどなどで失ってしまった皮膚の再生に使われる程度ですが、研究が進めば欠損した手足を再現し元の状態にすることが出来るようになるのです。

根管治療とは、歯の神経部分が虫歯になった時に、神経の通った管を掃除する治療です。細菌をかきだし、薬を詰めます。